地球連邦軍
サラミス改級宇宙巡洋艦
アレキサンドリア級宇宙重巡洋艦
マゼラン改級宇宙戦艦
バーミンガム級宇宙戦艦
ペガサス級強襲揚陸艦
コロンブス改級宇宙補給艦 |
一年戦争後の宇宙艦隊再編に伴い、連邦軍の主力艦サラミス級をベースに改修が施された宇宙巡洋艦。補助推進装置増設などの大規模な
出力強化を図り、航続距離は飛躍的に増大するも、小型、軽量化のために 大気圏突入カプセルは廃止され、MS運用能力も切り捨てられ
ている。こうした『大艦巨砲主義』から脱し切れていない本級は、デラーズ紛争時、一世代前の旧式艦として扱われている。
ユイリン、ナッシュビル
第３地球軌道艦隊所属。 0083年10月31日、公国軍残党デラーズ･フリートを追撃する 強襲揚陸艦アルビオンの護衛に就き、暗礁宙域を
探索する中、公国軍残党シーマ艦隊の強襲に遭遇。アルビオン隊の善戦空しく、ユイリン、ナッシュビル共に撃沈される。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』
サウスダコタ
11月10日、連邦軍艦隊の観艦式を強襲後、コロニー落としを決行した公国軍残党デラーズ･フリートを追撃するため、同級艦５隻により
編成された先行艦隊の旗艦。敵部隊を主砲射程内に収めるも、MAノイエ･ジールの強襲を受けて轟沈する。サウスダコタの周囲で輪形陣
を組んでいた他の４隻もまた 一瞬の内に撃沈され、本隊の到着前に全滅となった。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』
マラカイボ、ローレンスビル
ルナツー方面軍第16戦隊所属。 観艦式に参加した際、公国軍残党デラーズ･フリートの核攻撃に遭遇。その後、残存艦艇と共に追撃艦隊
に編成されるも、燃料不足で戦線を離脱し、コロニー落としの地球落下阻止に失敗する。
小説版『機動戦士ガンダム0083』
フィラデルフィア
観艦式の参加艦。公国軍残党デラーズ･フリートの追撃艦隊に編成されるも、他の艦艇と同様、燃料不足で戦線を離脱する。
小説版『機動戦士ガンダム0083』
ソルトレイクシチー
観艦式の参加艦。公国軍残党デラーズ･フリートの追撃艦隊に編成されるも、観艦式での損傷による 出力低下のため、戦線を離脱する。
小説版『機動戦士ガンダム0083』
マドラス、モンテレー
コンペイトウ第６外周艦隊所属。公国軍残党デラーズ･フリートの追撃艦隊に編成されるも、燃料不足で戦線を離脱する。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』
マダガスカル
第１地球軌道艦隊臨時旗艦。臨時司令官バスク･オム大佐の座乗艦。 11月12日、決戦兵器『ソーラ･システム�供戮鰺僂い董�公国軍残党
デラーズ･フリートのコロニー落としを阻止しようとしたが、敢え無く失敗に終わり、北米大陸の穀倉地帯に甚大な被害を齎した。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』 |
アレキサンドリア級宇宙重巡洋艦
Alexandria-class heavy cruiser
所属／地球連邦軍特殊部隊ティターンズ
全長／不明（推定 330m）
動力／熱核ロケット×6
兵装／連装メガ粒子砲×4、単装メガ粒子砲×2、連装対空砲×4、
単装対空砲×4、ミサイル発射菅×多数
搭載／MS×12（ジム･クゥエル、他）
※ 詳細は U.C.0087〜0088 アレキサンドリア級 を参照 |
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アル･ギザ
特殊部隊ティターンズ所属。デラーズ紛争終結後、元アルビオン･クルーが多く搭乗し、ルナツー駐留艦隊に配属される。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』 |
一年戦争後に実施された『連邦軍再編計画』の一環として建造された宇宙戦艦。艦隊旗艦として運用されたマゼラン級をベースに改修が
施され、砲撃戦能力の高さも そのまま継承されたが、MS運用能力は完全に無視されている。これは、未だ『大艦巨砲主義』に偏重する
旧態依然とした体質から抜け出せず、一年戦争緒戦の敗北から何も学ばない 軍上層部の無能振りを示している。
ツーロン
コンペイトウ守備艦隊旗艦。司令官ステファン･ヘボン少将の座乗艦。 0083年11月10日、コンペイトウ鎮守府で挙行された 連邦軍艦隊
の観艦式に参加した際、公国軍残党デラーズ･フリートの核攻撃に遭遇。その後、残存艦艇を再編した 追撃艦隊の旗艦として運用され、
強奪されたコロニー『アイランド･イーズ』を追撃するも、敵の策略に踊らされ、コロニー落としの地球落下阻止に失敗する。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』
ノースカロライナ
コンペイトウ第６外周艦隊所属。デラーズ紛争終結後、更なる改修が施され、後のグリプス戦役時でも運用されている。
書籍『機動戦士Ｚガンダム フィルムブック パート２』 |
バーミンガム級宇宙戦艦
Birmingham-class battleship
所属／地球連邦宇宙軍
全長／398m
全幅／171m
全高／129m
排水量／88,500t
動力／熱核ロケット×9
兵装／連装メガ粒子砲×5、単装メガ粒子砲×1、単装メガ粒子副砲×4、
連装レーザー砲×12、12連装ミサイルランチャー×2
※ U.C.0087〜0088 ドゴス･ギア級 |
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一年戦争後に実施された『連邦軍再編計画』の一環として建造された宇宙戦艦。従来艦を凌駕する火力は、軍上層部が信じた『大艦巨砲
主義』と『権威の誇示による抑止力』を示しており、大規模な艦隊戦力で反逆の意思を摘み取ろうとした、戦後の連邦軍の思想の表れと
言える。その反面、MS運用能力は 一切顧みられておらず、１番艦 バーミンガムは、デラーズ紛争時、驚異的な艦砲も役に立たぬまま、
呆気無く轟沈。２番艦の建造は急遽凍結され、本級は『張り子の虎』として表舞台から消えている。
バーミンガム
ルナツー方面軍第２守備艦隊旗艦。司令官グリーン･ワイアット大将の座乗艦。 0083年11月10日、観閲旗艦として 連邦軍艦隊の観艦式
に参加した際、公国軍残党デラーズ･フリートの強襲に遭遇。本艦は核攻撃の爆心点に設定され、核爆発の直撃により蒸発、轟沈する。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』 |
一年戦争時に活躍したペガサス級の設計思想を受け継ぐ後継艦で、同級７番艦とされるアルビオンは『ガンダム開発計画』の一環として
建造された強襲揚陸艦である。他の同級艦と同様に MS運用能力は継承され、充実した武装を装備し、連邦軍の戦闘艦としては初となる
レーザー推進システムが艦尾に塔載されるなど、外見や性能面も含めて 最新鋭の技術が盛り込まれている。
＜グレイファントム＞
艦籍番号／LMSD-76（MSC-05）
所属／地球連邦宇宙軍
全長／不明（推定 300m）
動力／5連装熱核ハイブリッド×2、ミノフスキークラフト
兵装／実体弾式連装主砲×1、偏向型連装メガ粒子砲×2、
連装誘導弾ランチャー×多数
搭載／MS×6
※ グレイファントムの詳細は U.C.0079 ペガサス級 を参照
※ スタリオン（MSC-06）は グレイファントムと同型艦である |
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グレイファントム
第１地球軌道艦隊旗艦。0083年11月10日、観艦式に参加した際、公国軍残党デラーズ･フリートの核攻撃を受けて轟沈する。
OVA版『機動戦士ガンダム0080』／ OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』
スタリオン
観艦式の参加艦。公国軍残党デラーズ･フリートの核攻撃に遭遇し、他の艦艇諸共、核爆発の直撃により蒸発、轟沈する。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』
＜アルビオン＞
艦籍番号／MSC-07
所属／地球連邦宇宙軍
全長／305m
全幅／210m
全高／82m
排水量／48,900t
動力／5連装熱核ハイブリッド×2、ミノフスキークラフト、
レーザー推進システム
兵装／連装メガ粒子砲×2、連装メガ粒子副砲×2、連装レーザー砲×18、
大型ミサイル発射菅×4
搭載／MS×6（ジム･カスタム、ジム･キャノン�供▲�ンダム試作１号機、他）
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アルビオン
第３地球軌道艦隊所属アルビオン隊旗艦。10月13日、ガンダム開発計画の一環として、試作ガンダム２機を 豪州トリントン基地に輸送
するが、そこで公国軍残党デラーズ･フリートの強襲に遭遇。翌日、強奪された ガンダム試作２号機の追撃任務に就く。各地を転戦し、
敵の一大反抗作戦『星の屑』の真相が判明後、命令違反を犯してまで阻止行動に孤軍奮闘するも、コロニーの地球落下を許してしまう。
デラーズ紛争終結後、特殊部隊ティターンズの所属艦となるが、廃艦処分されたようである。艦長はエイパー･シナプス大佐。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』 |
一年戦争時、搭載能力に劣る連邦軍艦艇を裏から支えたコロンブス級輸送艦をベースに、戦後に実施された『連邦軍再編計画』において
再設計が加えられ、補給能力の向上が図られた宇宙補給艦。 基本的な構造は変更されていないが、艦体中央にドッキング･アームなどの
補給用設備が増設されており、第１地球軌道艦隊が使用した『ソーラ･システム�供戮離灰鵐肇蹇璽覺呂箸靴討皹人僂気譴討い襦�
エッジ
第３地球軌道艦隊所属。0083年11月08日、アルビオン隊に補給物資を送り届けている。
OVA版『機動戦士ガンダム0083』 |
ジオン公国軍残党
ユーコン級攻撃型潜水艦
ムサイ級後期生産型軽巡洋艦
ザンジバル�教薺‘綾簍隆�
グワジン級大型戦艦 |
ユーコン級攻撃型潜水艦
Jukon-class combat submarine
＜Ｕ-801＞
所属／ジオン公国軍残党
全長／不明（推定 200m）
動力／水流ジェット×2
兵装／魚雷発射管×6、ミサイル･ベイ×8
搭載／MS×3、MS揚陸用ホバークラフト×1
※ 詳細は U.C.0079 ユーコン級 を参照 |
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Ｕ-801
突撃機動軍第122戦術潜水戦隊所属。一年戦争敗戦後も投降せず、長期に亘って ゲリラ活動の拠点として運用。0083年10月13日、残党
軍デラーズ･フリートの『星の屑作戦』に協力。 後方からの支援攻撃で 連邦軍トリントン基地を攪乱させ、同胞のガトー少佐と強奪した
MSガンダム試作２号機の回収を行なった後、アフリカ大陸の友軍キンバライド基地まで送り届けている。艦長はドライゼ中佐。
OVA版『機動戦士ガンダム0083』 |
一年戦争開戦前より公国軍が運用していた主力艦ムサイ級の同型艦で、戦争末期に建造された後期生産型の軽巡洋艦。死角を補うための
武装の追加や、前方射出型に変更した電磁リニア式のMSカタパルト、MS搭載数の増加などの改修が行なわれており、また、宇宙往還機
コムサイ�兇睇霑�や構造の改良が施されている。戦後、敗戦から逃げ果せた多くの本級は デラーズ･フリートなどの残党勢力でも主力艦
として運用され、シーマ艦隊に所属する本級の艦体色は 公国軍伝統の緑色ではなく、カーキ色の塗装仕様となっている。
ペールギュント
残党軍デラーズ･フリート所属ガトー艦隊旗艦。最終決戦時、地球への落下軌道に乗るコロニー『アイランド･イーズ』の防衛に就くが、
連邦軍MSガンダム試作３号機との交戦時、大型ビームサーベルの直撃を受けて轟沈する。艦長はヴィリィ･グラードル少佐。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』／ 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』
ニーベルング
シーマ艦隊所属。連邦軍ワイアット大将との裏取引に伴い、戦艦バーミンガムに接触した際、その場をアルビオン隊に目撃され、密会の
発覚を恐れたワイアットが「偶然に遭遇した」と偽装するため、シーマ艦隊に砲撃を敢行。本艦はその直撃を受けて轟沈する。
OVA版『機動戦士ガンダム0083』 |
一年戦争時、公国軍が運用していたザンジバル級の同型艦で、戦争中期に大幅な改修が施された機動巡洋艦。艦体側面のミサイル発射管
を撤去し、両舷にMSデッキが増設されたことで MS運用能力が向上している他、メインノズルの増設、武装も強化されている。
リリー･マルレーン
シーマ艦隊旗艦。指揮官シーマ･ガラハウ中佐の座乗艦。残党軍デラーズ･フリートに協力するも、寝返って連邦軍に与し、第１地球軌道
艦隊と共闘する手筈だったが、アルビオン隊との交戦が継続。最終決戦時、味方機を帰艦させようとガイドビーコンを出したために艦の
位置を視認され、MSガンダム試作３号機のメガビーム砲の直撃を受けて撃沈される。艦長はデトローフ･コッセル大尉。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』 |
グワジン級大型戦艦
Gwazine-class battleship
＜グワデン＞
所属／ジオン公国軍残党
全長／440m
全幅／320m
全高／103m
排水量／108,100t
動力／熱核ロケット×8
兵装／連装メガ粒子砲×3、連装メガ粒子副砲×10、連装機関砲×多数
搭載／MS×多数（ザク��F2型、リック･ドム�供▲疋薀奪張А�他）
※ U.C.0079 グワジン級 |
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一年戦争時、公国軍が運用していた グワジン級の６番艦で、ギレン･ザビ総帥の乗艦として建造されたとの諸説があるなど、他の同級艦
の1.5倍のスケールを誇る大型戦艦である。戦後、残党軍デラーズ･フリートの根拠地『茨の園』の中枢部としても運用されている。
グワデン
残党軍デラーズ･フリート総旗艦。最高司令官エギーユ･デラーズ中将の座乗艦。一大反抗作戦『星の屑』の指揮を執るが、最終局面にて
同胞シーマ中佐の裏切りによってブリッジが制圧され、最後は MSガーベラ･テトラの攻撃を受けて撃沈される。
OVA･劇場版『機動戦士ガンダム0083』 |
